2021.11.8 掲載

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第128年学術大会関連行事:
WEBを活用する業界研究サポートサービス
〜地質系企業・団体へのオンライン訪問〜

[実施報告]
 

  「業界研究サポートサービス」は,学術大会の会場において,学生会員が将来就職する可能性のある地質調査業,建設コンサルタント業をはじめとする地質系企業・団体と対面で説明を受け,この業界を研究していただくサポートサービスとして,これまで毎年開催してきました.しかしながら,新型コロナウィルス感染症の拡大により昨年度は学術大会が中止となり,今年も対面ではなくオンラインでの大会となりました.
  そこで,今年は地質技術者教育委員会が中心となって,WEBを活用する方法により企画・開催することとなりました.これは,当学会のHPを介して,全国の学生が学術大会会場に行かなくても企業・団体の紹介資料を閲覧し,興味のある企業・団体にオンライン訪問して担当者と直接話ができるというものです.企業・団体にとっても担当者が在社のままで学生に説明ができるメリットがあります.
  参加企業・団体は以下の21社で,8月中旬から学会HPに紹介資料を掲載し,全国の40を超える地質系学科を有する大学や土木・建築系の学科のある高等専門学校から会員・非会員を問わず参加募集をおこないました.なお,学会HPには下記の企業・団体の紹介資料を年末まで掲示していますので,ご興味のある方は是非ごらんください(https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp128/static/gyokai_support).

参加企業・団体(50音順,*印は賛助会員):アジア航測(株)*/応用地質(株)*/川崎地質(株)*/原子力発電環境整備機構/(株)建設技術研究所*/(株)サクセン/サンコーコンサルタント(株)*/住友大阪セメント(株)/石油資源開発(株)*/太平洋セメント(株)*/(株)ダイヤコンサルタント*/玉野総合コンサルタント(株)/(株)地圏総合コンサルタント*/中央開発(株)*/(株)ドーコン/日鉄鉱業(株)*/(株)日さく*/日特建設(株)/(株)ニュージェック*/(株)パスコ*/(株)レアックス

  約2週間の資料閲覧,参加募集期間を経て,2021年9月5日(日)10時から15時(終了は16時)に希望者によるオンライン訪問を行いました.なお,できるだけ多くの学生に参加していただけるように,当日参加も認めるようにしました.
  Zoomのブレイクアウトルームを使って15大学43名の学生が,オンライン対応企業・団体18社に対し,延べ154訪問しました.
  アンケートの結果は以下のとおりです.アンケートにご協力くださいました学生や企業・団体担当者に感謝申し上げます.


参加学生に対するアンケート(43名 回答22名(回答率51%))

※クリックすると大きな画像でご覧いただけます。




参加企業・団体に対するアンケート(21社 回答16社(回答率76%))


主なご意見
【学生】

  • 地質系の業界について深く知ることができました.
  • 少人数で色々と話を聞けたのはとてもよかった.
  • 複数の会社を1日で訪問し,比較することができたのでとても良い体験となりました.
  • この度は貴重な機会を与えてくださり,ありがとうございました.


【企業・団体担当者】

  • 飛び入り参加も可にしたのは,学生側が自由に動けて良かったのではと思います.また,まとまった地球科学系の学生とコンタクトできる良い機会だと思いますので,今後もぜひ開催を検討していただければと思います.
  • 学生は1回の説明に2〜4名程度でしたので,学生側も質問しやすく,適当な人数であると感じました.あらかじめ動画を見て,会社に興味を持った学生が来るのは,全く興味がない学生に説明するのに比べるとお互いに話しやすく,良い取り組みだと思いました.
  • 来年,オンラインではなく対面で開催できる状況だとしても,会社の動画なりPDFを事前に公開するのを続けていただければと思います.
  • 地方の会社としましては,今回のようなオンライン説明会は普段目立たない会社も同列に参加することができる印象があるので,参加してよかったと思いました.今後,対面式の説明会が再開していくと思いますが,オンラインの説明会も並行して行っていただければ幸いです.


   一方,運営方法などについてのご指摘や改善点のご提案もあり,次回の企画に参考にさせていただきます.  
  初めて企画・開催したWEBを使った業界研究サポートサービスでしたので,連絡や当日の運営での不手際がありましたが,概ねよい評価をいただき,企画・開催してよかったと安堵しています.とくに,対面での開催ができるようになっても,紹介資料の学会HP掲示やオンライン説明会も並行して行うことのご意見があったことは大いに参考にさせていただきます.  
  最後に,ご参加いただいた学生や企業・団体の皆様,学術大会担当の行事委員会,運営担当の地質技術者教育委員会および事務局に厚く御礼申し上げます.

(担当代表 佐々木和彦)