過去・現在・未来をつなぐジオパークを発展させよう.
2009年に日本ジオパークネットワーク(JGN)が結成されて以来,2012年現在でJGNに登録されているジオパークは25に及び,その内の5つは,世界ジオパークネットワーク(GGN)に加盟しています.このようにここ数年間にジオパークは大きな広がりをみせています.新しいジオパークの開発もさることながら,既存のジオパークの内容の向上も求められています.その一つとして,東日本大震災を契機としてジオパークを災害について学ぶ場にしようという動きも出てきています.ジオパークを「過去」,「現在」,「未来」をつなぐ窓(中田節也氏談)として活用することにより,大きな時間の流れの中で自然災害・環境問題について考えることができます.ジオパークを教育の場,地域振興の方策にするという従来の目的に加え,新しい自然観(哲学)の構築も新たな目標となるでしょう.
日本地質学会ジオパーク支援委員会では,認定をめざしている地域への学術支援はもとより,新たにジオパークとしてふさわしい地域の開拓,既存のジオパークの質的向上への支援などを視野に入れて活動しています.学術的側面からのご相談には全面的に対応いたします.遠慮無くご連絡ください.
2012年12月
日本地質学会ジオパーク支援委員会
委員長 天野一男
クリックするとPDFがご覧頂けます。
◯第1回 日本地質学会ジオパーク支援委員会議事録
日時:2008年8月10日(日)13:00〜16:00
場所:東京文化会館 応接室No.1
クリックするとPDF版をダウンロードしていただけます。
![]() |
A2版ポスター.13MB (2019年4月現在) |
現在ポスターに掲載されていない地域で,新たにこの地域を開拓してはどうか,というご推薦がございましたら,学会事務局宛に連絡いただければ委員会でも検討させていただきます.以前配布した紙媒体のポスターは,以降のジオパークの認定で情報が古くなっていますり.今後は,上の電子版ポスター(A2印刷用pdf)を適宜更新しますので,もし修正などございましたら,ジオパーク支援委員会(高木秀雄)までお知らせください.
■日本ジオパークネットワーク(JGN)
■日本ジオパーク委員会
■経済産業省:ジオパークのページ
■地質情報ポータルサイト(地質情報整備活用機構・全地連)ジオパークのページ
■地質百選
■茨城大学学生作成の地質観光マップ
委員長 | 天野一男(茨城大) |
委員 | 平田大二(神奈川県立博):担当理事 |
高木秀雄(早稲田大) | |
広瀬 亘(北海道立総合研究機構地質研究所) | |
竹谷陽二郎(福島県立博) | |
田村糸子(首都大) | |
原山 智(信州大) | |
三田村宗樹(大阪市立大) | |
高須 晃(島根大) | |
柴田伊廣(室戸ジオパーク推進協議会) | |
松田博貴(熊本大学) | |
矢島道子(東京医科歯科大) | |
渡辺真人(産業技術総合研究所) | |
佃 栄吉(産業技術総合研究所) | |
澤口 隆(東洋大) | |
竹之内耕(フォッサマグナミュージアム) | |
松原典孝(兵庫県立大) | |
宮下純夫(新潟大) |