ダイバーシティ認定ロゴの試行

 
日本地質学会第128年学術大会(名古屋大会)における
ダイバーシティ認定ロゴ導入の取り組みについて
2021年8月
日本地質学会ジェンダー・ダイバーシティ委員会 
委員長 堀 利栄
 

 日本地質学会ジェンダー・ダイバーシティ委員会では、行事委員会と連携し皆様のご協力の元、今年の学術大会から「ダイバーシティ認定ロゴ」を試験的に導入する事に致しました。

EDI:Equality/Equity, Diversity, Inclusion ECS:Early Career Scientist
 

 ダイバーシティ認定ロゴについては、EGU (European Geoscience Union)が2021年の学術大会から導入をはじめ、その後JpGU 2021年6月大会においても試験的に導入されました。ECS認定(ロゴ付与)については、同様な概念の試みが本邦のさまざまな学会でも導入されています。方法や認定制度は学会によって異なりますが、ダイバーシティ推進を「見える化」し、学会活動におけるダイバーシティの推進と該当分野におけるキャリア初期の方への応援を目指す点では同じです。多様な視点の導入と次世代育成は、学会の活性化と持続可能な発展につながります。

 セッションへのダイバーシティ認定ロゴ(EDI)添付のガイドラインとしては、以下の3項目について、1つでも該当項目がある場合、ロゴを付与する事をまず試行します。
 

ダイバーシティ対象項目

  • 世話人が複数の性別で構成されている.
  • 世話人にECS*注1が含まれる.
  • 多様な国籍(2国籍以上)の世話人構成または発表者.

加えて, ECSに該当する方で、希望者に,お名前の横にロゴを付与いたします。
 

*注1:ECS (Early Career Scientist)は、この場合、学生・院生, また PDの場合は博士号取得後7年以内(ただし公私事由によるキャリア中断年数の加算可)の方で、年齢を問いません。

 この取組が、ECSの方への応援とご自身のキャリア発展へのきっかけになればと願っております。
 なお、この認定ロゴ付与はあくまで試行で、今回はWEBページのプログラムおよびオンライン会議においてのみ掲示します。また、申請は任意となっております。日本地質学会の将来へむけての発展の為、本取り組みにおける皆様のご協力・ご理解をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 

<デザインの説明>今回の「ダイバーシティ認定ロゴ」デザインは、徳田明仁氏(愛媛大学ミュージアム准教授 デザイン学・博物館学専門)にお願いしました。徳田氏は、愛媛大学ミュージアムの内装デザインや、来年度完成予定の西予市ジオパーク内ミュージアム(愛媛県城川町)の設計を監修した方です。EDI:Equality/Equity, Diversity, Inclusionの文字デザイン(特にDと Iが強調されています)には、日本地質学会のロゴデザインを考慮して、中に日本列島とハンマーのデザインが入っているそうです。また、カラー版には、日本の象徴である藍色”Japan Blue”が使われています。一方、ECS: Early Career Scientistは、「ECS」を明示するとともに成長を願うデザインになっており、カラー版には、芽生えと成長を象徴する薄緑色が使われています。