2014年 地質の日記念 

街中ジオ散歩in Tokyo「下町低地の地盤沈下と水とくらし」徒歩見学会


毎年5月10日は地質の日です.この日は明治9年(1876),ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図が作成された日です.また,明治11年(1878)のこの日は,地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課)が定められた日でもあります.近年この地質の日にちなんで様々な機関で記念イベントが開かれており,当学会でも,2012年より日本応用地質学会との共同主催で東京都内の徒歩見学会をご好評の中,開催しています.今回は江東区にて「地盤沈下と内部河川管理と暮らし」をテーマに実施いたします。皆様,奮ってご参加くださいますようお願いいたします.



主催:一般社団法人日本地質学会,一般社団法人日本応用地質学会
協力:東京都江東治水事務所水門管理センター
後援:一般社団法人東京都地質調査業協会(予定)
日時:2014年5月10日(土) 9時50分から17時 少雨決行(予定)
場所:東京都江東区清澄白河,住吉,東大島,南砂町界隈(仙台堀川,小名木川)
案内者:中山俊雄氏(元東京都土木技術支援・人材育成センター),小松原純子氏(産業技術総合研究所)
趣旨:身近な地質とその地質に由来した地形,それらを利用してきた先人から現在の私たちまでの営みを,春の清々しい空気の中でのんびり歩きながら,研究者からの興味深い説明を聞き,楽しく学ぼうという企画です.今回は,東京下町低地の地盤沈下とその対策としての内部河川管理の苦心,人々の暮らしをテーマに歩きます.
今回は東京都江東治水事務所水門管理センターさんのご協力を頂き、内部河川水を排水するポンプ場やパナマ運河のような閘門施設の見学もします。
キーワード:地形・地質・内水管理・地盤沈下
会費:一般2,000円, 小中学生500円(予定)保険代,入場料を含みます.当日お支払い下さい.昼食は各自でご用意下さい.

行程: 9:50 清澄公園西南口集合→東京都水門管理センター・排水機場→清澄庭園→扇橋閘門→住吉駅→(地下鉄利用)→西大島駅→小名木川→仙台堀川→東京都地盤沈下観測所→地盤沈下標柱→南砂町駅17:00解散(予定,天候等により順序、見学地を変更する場合が有ります)
募集人員:25名程度(定員になり次第締め切ります)
対象:一般
申込み:参加資格は特にありません.小学生以上の方でしたらどなたでもお申し込み頂けます.小中学生の方は保護者の方の同伴をお願いいたします.普及事業のため,一般からの申込を優先します.定員に余裕がある場合,会員の方にもご参加頂けます.申込みは下記のジオスクーリングネットまたは学会事務局までご連絡先を明記してお申し込み下さい.

申込先:ジオ・スクーリングネット(https://www.geo-schooling.jp/)または下記の学会事務局までfaxまたはメールで、御氏名,生年月日,住所,携帯等電話番号,メールアドレスを記して,お申し込み下さい.
〒101-0032  東京都千代田区岩本町2-8-15井桁ビル6F
電話:03-5823-1150(代表) FAX:03-5823-1156
<main@geosociety.jp>
日本地質学会事務局  (地質の日担当 緒方)

情報の更新:学会HPおよびジオ・スクーリングネット,および学会事務局にて情報を更新いたします。ご確認下さい.