地質学会125周年記念特集号 「第四紀地質学の新展開」(仮題)の提案
       
 関係者各位の積極的な応募・投稿を期待しています! 
 
2016年10月25日 第四紀地質部会
 

趣旨 
125周年という節目を利用して,第四紀学に関わりの大きい地質分野において,ある程度のまとまりのある分野や普遍性のあるテーマを設定し,最新の研究成果と研究動向をレビューして,今後の研究の進展に寄与するバックグランドを構築する.併せて,最新の個別的研究成果も掲載する.
掲載論文の集め方
骨格的なレビュー論文を数本設定して,それにそった執筆者の立候補および編集委員会からの執筆依頼によって集める.それらでカバーできない分野や研究の進展が著しい課題については,執筆者からの申し出(投稿)によって掲載する.レビュー論文については,複数の執筆者で協力する体制を取ることも推奨する.
刊行手順
1) 世話人が上記の趣旨の提案を地質学会第四紀地質部会員および関連する分野の研究者に呼びかけて,賛同者を募り,執筆申し込みを受け付ける.11月末を想定する.編集委員も募集する.
2) 募集結果を踏まえ,必要に応じて執筆分担などを調整する.刊行趣旨,予定される論文構成,編集委員会体制についての原案を作成し,地質学会理事会の承認を得る.(12月の理事会?)
3) 投稿の〆切日を3月末として,原稿投稿を開始する.投稿形式および査読のシステムは地質学雑誌と同じとする.1編原則として16p.以内とし,総ページ数で100ページ程度とする.(2017年1月初めに執筆者を確定して執筆依頼を行う.) 
4) 2017年9月末:査読と修正の完成,入稿.(刊行日程は他分野の特集号の進行状況や通常号の論文数との兼ね合いで決まることとなる.)
 
特集号のテーマと分野案
0.前書き=趣旨説明および特集号の概説    編集委員会
 ‖荵裕後期(0〜130 ka)の指標テフラの方法論と年代論 <レビュー論文>
テフラの年代をどのように決定するか,という方法論と実際について. 分布範囲の比較的小さい指標テフラも網羅し,水月湖年代とも対応づけて信頼度の高い年代観の提示を目指す.
◆〜新世〜第四紀前期の広域指標テフラ: <レビュー論文>
 5〜2Maぐらいまでを対象としたテフラ層序と地域間対比のレビューとする.テフラ名称や層序学的な推定年代,個別対比論文の拾い出しなど,ここ10数年の成果をまとめる.地域別/年代別に複数の著者で分担することもありえる.
2積平野の形成論と個別沖積平野の実態 <レビュー論文>
 海水準変動と関連した地層形成過程踏まえた沖積平野の形成論.関東,濃尾,大阪,石狩といった主要な沖積平野の個別的な実態の記載(基本的論文の紹介)を組み込む.
て本の第四紀層の年代と境界:<レビュー論文>
  新第三紀と第四紀の境界,下部・中部更新統境界など第四紀のステージ境界の年代論および主要な第四紀層の広域対比と年代について.この時期の広域テフラとの関係も含めたい.
ヂ論冓に記録された第四紀気候変動と気候編年 <レビュー論文>
 日本列島および周辺の第四紀地層(堆積物)に記録された古気候のプロキシーを集成し,気候編年の有効性と応用性を提案する。
Α仝鎚未療蟾届席
 趣旨に適うものならテーマを問わない.
 
企画への応募依頼
 以上のような企画を第四紀地質部会の3役(部会長公文,幹事長橋および行事委員竹下)から提案する.関係者各位の積極的な応募・投稿を期待している.応募していただける方は,別紙申し込み用紙に記入の上,本特集号の編集事務を担当する公文宛(shkumon@shinshu-u.ac.jp)に電子メールの添付ファイルでお送り下さい.応募の〆切は11月30日までとさせて下さい.その後に内容の調整を行った上で,執筆依頼を致します.