永年会員顕彰者 1971年入会(計41名)

荒井 章司 石井 正之 永広 昌之 北里 洋
木戸 道男 君波 和雄 楠田 隆 小早川 隆
笹田 政克 佐藤 和志 高橋 治郎 高安 克己
徳山 英一 中井 均 仲谷 英夫 新井田 清信
二階堂 章信 濱塚 博 平林 憲次 別所 孝範
方違 重治 安松 貞夫 和田 信彦 大槻 憲四郎

(以下お写真の掲載省略)

赤井 静夫・大場 孝信・岡 孝雄・岡村  眞・奥田 義久・金井 克明・小宮山 梓・佐藤 隆春・佐藤 隆英・柴田 徹・菅谷 正美・武島 正幸 立石 雅昭・中野 聰志・萩原 茂・安松 貞夫・山本 尊仁・(敬称略)以上41名
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(お寄せいただいたコメントをご紹介します)

  • 学会員になったのは卒業論文の頃なので確かに50年立ちました.あの頃より確かに知識は増えたし,また少しは賢くなったはずだと信じたいです.2年後には初論文からも50年です.もう少しだけ頑張るつもりです.(荒井 章司
  • 地質コンサルタント会社に勤務して47年.地質学の新知見に,ずいぶん助けられました.今後もう少し,地質調査で社会に貢献できたらと思っています.(石井 正之
  • 現役や若手の方々には,基礎科学をしっかり勉強し,独創的な研究をされることを切に期待します.(大槻 憲四郎
  • 永年会員(50年)顕彰の連絡をいただき,もう50年経ったのかと驚いております.この間,プレートテクトニクスが定着し,また古生物学では Biogeosciences が本流になりました.とはいえ,山や海を相手に自然と対話することは基本です.引き続き,初心を忘れずに過ごして参ります.(北里 洋
  • 現在は,私達の高校・大学時代に比べて,地学教育の場が激減している.今は宇宙,太陽系,地球生命進化についての新しい情報があふれている.私達の使命はこれらの情報を伝える教育の場を極力増やすことです.(木戸 道男
  • 50年もの間,西へ東へ地べたを這い回ってきたことになる.虎は死して皮を残す.地質屋は何を残すのだろうか?地質図だろうか.名は無理だとしても,色褪せることのない地質図は,残せただろうか?(君波 和雄
  • 就職と同時に入会.以降50年,理科教員として授業に向かうモチベーションを最後まで維持できたのも,会員であることが大きな支えだったと感じています.ありがとうございました.(小早川 隆
  • 皆様のお世話になりながら,この50年間,花崗岩,地熱,流体包有物,放射性廃棄物,地中熱の5分野で,10年くらいでテーマを変えながら研究してきました.芭蕉の不易流行に喩えるなら,私にとって地質学は不易です.(笹田 政克
  • 団塊の世代,大学闘争,別子銅山閉山,秩父地向斜・本州地向斜,コノドント・放散虫化石,垂直か水平運動か,科学革命の構造(クーン),プレートテクトニクスとプルームテクトニクス,面白い時代を生きてきました.(高橋 治郎
  • 高校2年の時,地学部顧問の”故”野村松光先生に将来,化石の研究をしたいと相談したところ,地質学を勉強することが先決で,地質学会に入ることを薦めていただきました.早くも50年がたち感慨無量です.今回の顕彰を励みに地質学・古生物学にこれからも係わっていきたいと思います.(仲谷 英夫
  • 何となく入会した地質学会,いつの間にか50年.生家が棚倉構造線直上にあったので卒論等の学生何人かが宿とした.私自身の成果はともかく,小さな新しい発見が次々続いて60年.地質調査は生涯の趣味となり今も続けている.(二階堂 章信
  • "この50年間の地質学の進歩には,瞠目.災害の多い日本.地学を高校必修に.
  • 札幌在住で,北国の自然を享受しています.家庭菜園(約150坪の借地)等に励みながら,合間に,お陰様で現職続けています.(萩原 茂
  • 大学で地質学の面白さに魅せられて以来,特にタービダイトをはじめとした地層の堆積構造や堆積システムの解明に取り組んできました.そして今なお地元の博物館等で郷土の地質の普及に努めています.(濱塚 博
  • 50年間日本地質学会会員であったことを顕彰して頂き,光栄です.この間,学会からは得るところは多大でしたが寄与は僅かで恐縮の限りです.愚直に会費を支払い続けて来たことを評価して頂いたものと心得ます.(平林 憲次
  • 朧気ながら,大学4回生の時に先生の勧めで入会した記憶があります.最先端の地質学の息吹を感じられる毎月の地質雑誌を楽しんできました.もう少し宜しくお願いします.有難うございました.(別所 孝範
  • 私は民間地質コンサルタントで応用地質を専門に鉄道・道路・斜面等の基礎調査に従事してきました.また,地質学会では2007年から関東支部幹事として務め,今後も微力ながら地質学普及に頑張りたいと思っています.(方違 重治
  • 地球科学を学べたことに感謝します.変動体は風光明媚とともに災害帯とも肌身で知りました.皆様のご健闘を祈ります.私は海のプラスチックゴミ問題に残りを注ぎます.(安松 貞夫
  • 大学では構造地質を専攻し北海道では水理地質や旧廃止鉱山の環境修復を担当,中国では土壌汚染調査と重金属汚染農地の修復研究まで,対象は深部から表層に代わっても学んだ地質学の視点で多様性に対応しています.(和田 信彦